
みなさんおはようございます。先週は諸事情によりお休みさせていただき失礼しました。
ファンサイトで立ち上げから関わっているコミュニティ andpartyで、被災地復興を目的とした「にっぽん元気マーケット」に参加、私たちは9月5~7日に東京ビックサイトで開催の「グルメ&ダイニングスタイルショー」に被災地の事業者さんの食材をつかってandpartyのマイスターの方がお料理をつくり来場者にPRする、という企画が進んでいます。
そこで昨年より私がお手伝いをしている石巻、女川の事業者さんに参加をお願いしたところ、4社の事業者が食材の参加に協力してくれることになりました。
エントリーの際それぞれの事業者さんへ「罹災証明書」を出していただいたのですが、4社ともに半壊・全壊はもとより、従業員の方を亡くされたなどの記載を見て、改めてその現状を厳しく受け止めざるを得ませんでした。このイベントに関してはまたこちらでお知らせしていきたいと思います。
そんななか、今年の3月に女川にボランティアでお手伝いに伺った「女川復幸祭」のエンディングで聞いたある歌をふと思い出し、youtubeで見つけて聞きました。
これは北海道の人気テレビ番組「水曜どうでしょう」のエンディングテーマ「1/6の夢旅人」という曲です。
復幸祭で実行委員のTさんがこの番組の大ファンで出演依頼をしたところ、二つ返事で快諾してくれ、シンガーの樋口了一さんほかディレクターの藤村さん、嬉野さんがゲスト参加、その祭りのエンディングとして皆と歌ったのです。
この曲を聞いたとき、会場の体育館に集まった現地の皆さんが、涙と笑顔の入り混じった表情で手拍子を叩きながらこの歌を歌った光景がまざまざと脳裏によみがえってきました。
自らの身に起きた厳しい現実を1年間耐えてきた彼らが、復興にむけて立ち上がろうとしている。
その思いをこめて、会場の皆が涙を流しながら、笑顔で歌っていました。この歌、改めて元気がでる本当にいい曲です。
もう10年以上前の曲ですが、まるで東北復興の為に作られた、そんな気さえします。
まだまだ復興への道のりは長い。未だに東北は新しい町づくりを目指して歩き続けています。
できることは限られているかと思いますが、忘れそうなときはこの歌を思い出し、例えほんの少しでも途切れず、お手伝いができればと思っています。